ヴィーブヘルスケア、2剤レジメンであるドウベイト配合錠(ドルテグラビル/ラミブジン[DTG/3TC])について、未治療のHIV陽性成人を対象とした初の直接比較試験において、3剤レジメンBIC/FTC/TAFに対する非劣性を示したことを発表
- 第Ⅲb相VOGUE試験48週時点において、2剤レジメンであるドルテグラビル/ラミブジンの3剤レジメンであるBIC/FTC/TAFに対する多様な患者像での有効性における非劣性を確認
- 本結果は、未治療のHIV陽性者に対する初の経口2剤レジメンであるDTG/3TCを支持する10年にわたるエビデンスをさらに強化した
この資料は英国ViiVが2026年7月27日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先されます。詳細はhttps://viivhealthcare.com/をご参照ください。
2026年7月27日 英国ロンドン – GSKが過半数を所有し、塩野義製薬が株主として参画するHIV領域に特化したグローバル企業であるヴィーブヘルスケアはブラジル・リオデジャネイロで開催されている第26回国際エイズ会議(AIDS 2026、7月26日~31日)において第Ⅲb相VOGUE試験のデータを公表しました。本試験の結果、未治療のHIV陽性の成人において、ドウベイト配合錠(ドルテグラビル/ラミブジン[DTG/3TC])は、ビクテグラビル/エムトリシタビン/テノホビルアラフェナミドフマル酸塩[BIC/FTC/TAF]に対して有効性における非劣性を示しました。高ウイルス量または低CD4陽性細胞数(CD4数)のHIV陽性者を含む集団においても、一貫した結果が示されました。1
さらに、本試験結果はDTG/3TCの高い耐性バリアを裏付けるものであり、両治療群において薬剤耐性の発現は認められませんでした。
ヴィーブヘルスケア チーフ・メディカル・オフィサーであるJean van Wykは、次のように述べています;
「抗HIV治療は生涯にわたるものであり、長期間の治療において患者さんが服用する薬剤成分数は重要な意味を持ちます。VOGUE試験は、未治療のHIV陽性者を対象として、DTG/3TCとBIC/FTC/TAFを比較した初のランダム化直接比較試験です。本試験は、より少ない薬剤成分数でHIVを効果的にコントロールできることを示してきた10年にわたるリアルワールドエビデンスに新たな知見を加えるものです。今回のデータは、DTG/3TCを用いることで、有効性や耐性バリアを損なうことなく、曝露される抗レトロウイルス薬の量を減らせる可能性を示しています。」
VOGUE試験は、国際共同、非盲検、第Ⅲb相試験として実施され、未治療のHIV陽性成人509例をDTG/3TC群(254例)またはBIC/FTC/TAF群(255例)に無作為に割り付けました。治療は、ベースライン時の耐性検査結果が得られる前に開始されました。ベースライン時において、47%の陽性者でウイルス量100,000 copies/mL以上、16%で500,000 copies/mL以上、また、16%はCD4数200 cells/mm³未満でした。
48週時点において、ウイルス学的抑制(HIV-1 RNA<50 copies/mL)は、DTG/3TC群で89%(226/254例)、BIC/FTC/TAF群で92%(235/255例)でした。調整後群間差(-3%(95%信頼区間:-8%、2%))は事前に規定した非劣性マージン未満であり、DTG/3TCのBIC/FTC/TAFに対する非劣性が示されました。ウイルス学的抑制までの期間中央値は両群とも4.1週であり、同程度でした。また、いずれの治療群においても薬剤耐性の発現は認められませんでした。
安全性プロファイルは両群で同程度であり、新たな安全性シグナルは認められませんでした。投与期間中に観察された有害事象のうち、頻度の高い事象として上咽頭炎はDTG/3TC群で26例(10%)、BIC/FTC/TAF群で29例(11%)、頭痛はDTG/3TC群で23例(9%)、BIC/FTC/TAF群で18例(7%)でした。
ウイルス学的抑制を達成または維持できなかったことにより治療を中止した患者さんは、DTG/3TC群およびBIC/FTC/TAF群ともに7例でした。
ドウベイト配合錠について2
本剤は、インテグラーゼ阻害薬(INSTI)であるドルテグラビル(テビケイ®、50mg)と、核酸系逆転写酵素阻害薬(NRTI)であるラミブジン(エピビル®、300mg)の1日1回投与の2剤レジメン配合錠です。
ドウベイト配合錠(ドルテグラビル50mg/ラミブジン300mg)は、INSTIおよびラミブジンのいずれに対する薬剤耐性関連変異も認められていない12歳以上かつ体重40kg以上の成人および青少年におけるHIV-1感染症の治療薬として欧州で承認されています。また米国では、ドウベイト配合錠のいずれの成分に対する薬剤耐性関連変異も認められていない抗レトロウイルス(ARV)治療歴のない成人におけるHIV-1感染症の治療、またはウイルス学的に抑制された(HIV-1 RNA量<50 copies/mL)成人におけるHIV-1感染症の切り替え治療を適応として承認されています。
ドウベイトは、米国、欧州、日本、オーストラリアなど世界各国で承認されています。
詳細については、ドウベイト配合錠の電子添文をご参照ください。
商標はViiV Healthcare group of companiesに所有またはライセンスされています。
ViiV Healthcareについて
ViiV Healthcareは、2009年11月に設立されたHIV領域に特化したグローバル企業です。GSKを主要株主とし、塩野義製薬が株主として参画しています。当社は、HIVとともに生きる人々およびHIV予防の恩恵を受ける可能性のある人々のために、治療およびケアの進展に取り組んでいます。HIVおよびエイズに対して、これまでにないアプローチで取り組み、HIV治療および予防のための先駆的な医薬品の提供と、影響を受けるコミュニティへの支援を推進しています。
会社、経営陣、ポートフォリオ、パイプラインおよびコミットメントに関する詳細については、viivhealthcare.com をご覧ください。
GSKについて
GSKは、サイエンス、テクノロジー、人財を結集し、力を合わせて病に先手を打つことを存在意義とするグローバルなバイオ医薬品企業です。詳しくはjp.gsk.com をご参照ください。
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