ヴィーブヘルスケア株式会社、 初めての注射剤の抗HIV-1薬、 カボテグラビルを製造販売承認申請

ヴィーブヘルスケア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:サイモン・リ、以下「ヴィーブヘルスケア」)は、本日、ウイルス学的抑制が得られており、カボテグラビルまたはリルピビリンに対する耐性関連変異を持たない成人のHIV-1感染症の適応取得を目的として、カボテグラビルの注射剤を製造販売承認申請しました。注射剤による治療開始前には、カボテグラビルの1ヵ月間の経口剤投与が必要ですが、カボテグラビル経口剤も同時に申請しています。流通・販売業務は、既存のヴィーブヘルスケア製品同様、グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ポール・リレット、以下「GSK」)が行います。

ヴィーブヘルスケアの代表取締役社長であるサイモン・リは次のように述べています。

「HIV治療が著しく進歩している一方で、未だ満たされていないニーズが残されています。服薬頻度の低減は、長期療養下におけるHIVとともに生きる人々にとって今後のHIV治療における最も重大な課題のひとつです。カボテグラビルおよびリルピビリンの注射剤による併用療法は、服薬頻度を大きく低減できるHIV治療の本邦で初めての注射剤レジメンです。」

カボテグラビルは、日本初の注射剤です。本製品は、欧州ではVocabriaの製品名で、米国、カナダおよびオーストラリアではリルピビリンとの組み合わせでCabenuvaの製品名で販売されています。

ヴィーブヘルスケアについて

ヴィーブヘルスケアは、英国グラクソ・スミスクラインと米国ファイザーによって2009年に設立された、抗HIV薬に特化したスペシャリスト・カンパニーです。 2012年10月に塩野義製薬株式会社が10%の持ち分を取得しました。ヴィーブヘルスケアは、どの会社よりも、HIV/AIDSについてより深い、幅広い関心を持つことで、新たなアプローチで効果的な新規のHIV治療薬を提供し、HIVの影響を受けているコミュニティを支援することを目指しています。詳細は、www.viivhealthcare.comをご覧ください。

GSKについて

GSKは、科学に根差したグローバルヘルスケアカンパニーです。詳細情報はhttps://jp.gsk.com/を参照ください。

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