ヴィーブヘルスケア、HALOZYMEとHIVに関する超長時間作用型医薬品開発を可能にするENHANZE® ドラッグデリバリー技術について、グローバルでの提携とライセンスに関する契約を締結

Halozymeのドラッグデリバリー技術は、ヴィーブヘルスケアのHIV薬のパイプラインに対して、3か月ごと、最長6か月ごとの投与間隔を可能とする大量投与の皮下注射製剤の機会を提供する

2021年6月22日英国ロンドン、サンディエゴ-: GSK、ファイザー、塩野義製薬が資本参加するグローバルなHIV領域のスペシャリスト・カンパニーであるヴィーブヘルスケアとHalozyme Therapeutics, Inc. (Nasdaq: HALO、以下Halozyme) は本日、HIVの治療および予防に用いる特異的な標的として、HalozymeのENHANZE® ドラッグデリバリー技術(リコンビナントヒトヒアルロニダーゼPH20エンザイム(rHuPH20) )に独占的にアクセスできるグローバルでの提携とライセンスに関する契約を締結したことを発表しました。

本契約に基づき、ヴィーブヘルスケアは、HIVを標的とする、4種類の低分子、高分子化合物に対する独占的契約のためHalozymeに4000万ドルを支払い、特定の開発、商業化のマイルストーン(セールスマイルストーンを含む)の達成を条件として、最大1億7500万ドルを支払います。また、Halozymeは、この技術を用いた治療薬が販売された場合、数パーセントのロイヤルティを受け取る権利を有します。

PH20エンザイムは、皮下空間(皮膚の下)に存在し体液の流れの障壁となるヒアルロン酸(HA)を分解します。注射部位のHAを局所的に分解し、その障壁を一時的に除去することで、大量の注射液を皮下空間に注入し、分散させることができます。皮下注射による大量の注射液を迅速かつ容易に供給することが可能になり、注射の治療負担を低減し、HIVとともに生きる人々に最適な治療選択肢を提供できる可能性があります。HAは通常24~48時間以内に回復します。

Halozymeの技術により、ヴィーブヘルスケアは、超長時間作用型医薬品(投与間隔が3カ月以上)を開発し、長時間作用型のポートフォリオとパイプラインを増強できる機会が広がります。本技術を用いる最初の試験として、現在2カ月ごとに投与されているHIV感染予防を目的とする長時間作用型カボテグラビルの試験を2021年末までに開始することが検討されています。

ヴィーブヘルスケアのHead of Research & DevelopmentであるKimberly Smith博士は次のように述べています。

「多くのHIVとともに生きる人々やHIVに苦しんでいる人々は、様々な理由から、私たちに毎日治療薬を服用することが大変だと訴えており、私たちは彼らの言葉に耳を傾けてきました。私たちは、長時間作用型の治療薬が、HIV治療の未来であると信じており、これまで満たされることのなかったニーズを満足する一助になると考えています。Halozymeとの協働により、HIV治療の負担軽減に向け、HIVの治療と感染予防に対する新たな選択肢を開発し、増やしていくことに尽力していきます。」

HalozymeのPresident and Chief Executive Officer,であるHelen Torley博士は次のように述べています。

「私たちは、ヴィーブヘルスケアと提携し、HIV治療薬の新たな薬物送達の選択肢を創出することを楽しみにしています。 この提携により、従来の医薬品だけでなく、低分子を含む長時間作用型の注射剤を迅速かつ大量に皮下注射することを可能にする私たちの技術の潜在的価値を実証することができます。 これにより、HIVの治療および予防の投薬間隔をさらに長くできることが期待できます。」

このライセンス契約により、ヴィーブヘルスケアはHalozymeのHurPH20の技術を、HIVを標的とする4種類の医薬品に独占的に使用することができ、ヴィーブヘルスケアが持つパイプラインの開発の機会を拡大することができます。これらは、インテグラーゼ阻害剤、核酸系逆転写酵素阻害剤(NRTI)および核酸系逆転写酵素トランスロケーション阻害剤(NRTTI)、カプシド阻害剤、およびgp120 CD4結合部位に結合する広域交差性中和抗体(bNAb)になります。

Halozymeは、同社の持つ技術を、現在、オンコロジー、免疫不全を適応とした製品とオンコロジー、自己免疫疾患、希少疾患および感染症の分野へ潜在的に使用することについて、11社の製薬会社及びバイオテクノロジーの企業とライセンス契約を締結しています。また、Halozymeは現在、米国国立アレルギー感染症研究所ワクチン研究センターと、共同研究開発契約を締結しています。この契約には、ヴィーブヘルスケアが2019年に米国国立衛生研究所からライセンス供与を受けたbNAb、N6LSも含まれています。

Halozymeについて

Halozymeは、新しい治療法や確立された治療法による結果を大幅に改善するための革新的なソリューションをもたらすバイオ医薬品企業です。Halozymeは、パートナー企業がグローバルな商業的成功を達成できるよう支援しつつ、患者の生活を向上させることを目的として、新薬開発の主要な側面で、バイオ医薬品パートナー企業に助言・支援しています。時間単位の治療を分単位に短縮できるENHANZE®技術のイノベーターとして、Halozymeの商業的に検証されたソリューションにより、商品化された5製品を通じて100以上のグローバルの市場で50万人以上の患者様の生活に影響を与えてきました。現在、Halozymeと世界中のパートナーは、患者様の生活を改善できる可能性がある、革新的な治療法を提供することを目的とした複数の治療プログラムを進めています。Halozyme独自の酵素であるrHuPH20は、ENHANZE® 技術の根幹を成し、注射された薬物および輸液の供給を容易にするために使用され、患者様が服用する他の薬物の治療負担を削減できる可能性があります。Halozymeは、ENHANZE® 技術をRoche, Baxalta, Pfizer, Janssen, AbbVie, Lilly, Bristol-Myers Squibb, Alexion, argenx, Horizon Therapeutics、ヴィーブヘルスケアなどの製薬企業やバイオテクノロジー企業とライセンス契約を締結しています。Halozymeは、協働するパートナー企業がENHANZE®を使用して開発する製品の開発・商業化における、マイルストーンとロイヤルティとして収益を得ています。 Halozymeはサンディエゴに本社を置いています。詳細については、www.halozyme.com をご覧ください。

ヴィーブヘルスケアについて

ヴィーブヘルスケアは、英国グラクソ・スミスクラインと米国ファイザーによって2009年に設立された、抗HIV薬に特化したスペシャリスト・カンパニーです。 2012年10月に塩野義製薬株式会社が10%の持ち分を取得しました。ヴィーブヘルスケアは、どの会社よりも、HIV/AIDSについてより深い、幅広い関心を持つことで、新たなアプローチで効果的な新規のHIV治療薬を提供し、HIVの影響を受けているコミュニティを支援することを目指しています。詳細は、www.viivhealthcare.comをご覧ください。

GSKについて

GSKは、より多くの人々に「生きる喜びを、もっと」を届けることを存在意義とする科学に根差したグローバルヘルスケアカンパニーです。詳細情報はhttps://jp.gsk.com/を参照ください。

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